ある家のがなあ、子どもさんが大ぜい
女の子ばっかりで、まあ
ほしてしたところが、
「女の子を男にしよう、女の子を男にしよう」
いうて来た。
こりゃぁ、うちにゃぁ
ほんなら姉の方をば男にしてもらおうかてな、頼んだだ。
へえたら、
「娘さんをなあ、ちょっと
いうて、
一番小さい娘が、ひょこひょこっと行ってな、
間の節穴からのぞいとって、
「お父つぁん、あかせんわいや、あんなことは。
あのおっさん、一生懸命でやっとるけど あかせん。
姉さんにチンポを植えたか思や
なんぼうしたって、あんなもん根が付かせん。
あかせん。とても男の子にはならせん、姉さんは。」
いうた。☒